第5〜6弾プロジェクトで照明を担当しましたAKIRAです。
英友会有志劇団では、ほぼ毎年30役近くキャストを集めようとするあまり、キャストだけでなくスタッフも慢性的に足りておらず、第5弾『Les Misérables』では必要に迫られて照明をやることに。今まで照明は他に任せて、音響をやっていたので不安半分。でも、知らないことに携われるのはワクワクしますよね。
まずはホールの照明講習に参加し、第1〜4弾で聞き齧った知識をもとに仕込み図を作成。英語劇を少しでも多くのお客様に理解してもらうために、舞台を分かりやすく見せたいところ。さらに、クロスフェードを多用したい性分も相まって、舞台を細かくブロックに分けし、それぞれのブロックに地明かりや青・ピンクなどの色を仕込めるように、30しかないフェーダーと睨めっこ。色もどの番号がいいか見比べます。
人手が足りないのもあって、公演前日の仕込みにはキャストも参加。自分と同じく照明初めての方も多いので、動きやすいように説明図も作ってみました。事前に説明の場も設けて、大勢で仕込み開始。お陰であっという間にサスの仕込みが終わりました。それにしてもサスを仕込んでいると今年も公演やるんだなと改めて実感します。
その後もパッチやメモリ、シュート、場当たり、ゲネなどを経て、とうとう本番。しかも1回公演。シーンごとのフェーダー配置を登録していたメモリが本番中に吹っ飛んで、1時間ぐらいマニュアルでセットしていたことも過去にはあったようだけど、第5弾では幸いそんなことはなく…Qに合わせてのフェーダー操作は緊張するけれど、決まると達成感があり楽しいです。お気に入りはいくつかあるけれども、中でもエポニーヌのOn My Ownのラストのスポが決まった時は、テンション上がりました。
今年は、あの『FROZEN II』をどう表現するのか。照明もアイデア出しから仕込みからオペまで幅広く募集してます。是非一緒に活動して幻想的な世界を表現しましょう!