美穂です。英友会有志劇団は前作(第6弾)からの参加ですが、コーラス歌唱歴は10年。経験を生かして歌唱指導を任されています。
第7弾最初のミッションは、Frozen IIの楽曲から“Vuelie”と“Some Things Never Change”を合唱にしてオーディションで発表すること。
Vuelieは短いユニゾンの曲ですが、Some Things Never Changeはテンポが速く、言葉数が多い上、複雑なハーモニーが含まれています。この曲を合唱で合わせることができるのか、最初は不安でした。
まず原曲の音取りから準備開始。コーラスは楽譜に載っていないので、集中して聴きながらパート毎に音階を拾いました。
次は拾った音をもとに、音源作りです。アプリを使用してパート毎に声を録音し、音程やリズム、語尾の長さなどに気を付けながら作成しました。
そして緊張しながら迎えた練習初日。皆さんFrozenの楽曲が好きで想定以上にスムーズに進みました。コロナ禍で歌う機会がなく、久しぶりに皆で歌って楽しかった!との感想もありました。
一番大変だったのは、サビの直前にElsaのソロからAnna、Arendelliansが追いかけてハーモニーを作るところです。その間10秒。ソロとコーラスが別々であれば、自分の番だけ歌えばよいのですが、今回はソロの部分も合唱にしているため、ソロとコーラスを両方歌う必要があります。歌い出しのタイミング、音程、スピード、10秒で全てが揃わないと、ぐちゃぐちゃになってしまうのです。何度も繰り返し、初めて手ごたえを感じた時は思わず拍手が出ました。嬉しかったです。
いよいよオーディション当日。オープニングのVuelieは、緊張もあったのか伴奏とずれてしまいました。よく舞台には魔物がいるといいますが、もう来ませんように!
Some Things Never Changeは、懸念していたハモリもこなし、さすがの表現力で会場をわかせました。
現在、新しい合唱の練習に入っています。今回は音響制作担当のトトさんが、私が音取りをしたパートの譜面起こしをしてくださいました。私は楽譜は書けないので、助けを得て鬼に金棒です。
それぞれ得意なことを発揮して助け合う。英友会はそんな劇団だと改めて感じました。
皆さんも是非お力を貸していただけませんか。最高の仲間とミュージカルを作りましょう!